20代で不動産購入をして、早く住宅ローンを完済してしまいたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、20代で不動産購入をする方はどの程度の割合でいるのか、20代での不動産購入がもたらすメリット・デメリットを解説します。
20代で不動産購入するメリット:20代の購入者はどの程度の割合か
住宅金融支援機構の調査によれば、不動産購入のために住宅ローンを組んだ割合は、年齢別に次のようになっています。
・20代:12.6%
・30代:58.0%
・40代:23.4%
・50代:6.0%
参考:民間住宅ローンの実態調査(2018年度)
不動産購入のために住宅ローンを組む年代の割合は、30代が6割を占め、次いで40代、20代は12.6%と全体の1割程度の割合です。
20代での不動産購入がもたらすメリット・デメリット
20代と早い段階で不動産購入をするケースでは、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
<20代での不動産購入がもたらすメリット>
・早めに住宅ローンを返し終われば、老後に余裕が生まれる
・住宅ローン完済までの期間を長く設定できるため、無理のない返済が可能
・賃貸で暮らす期間が短くなるため、自分のものにならない賃貸物件に家賃を支払うよりローン返済費用に充てることができる
<20代での不動産購入がもたらすデメリット>
・人生において未定の要素が複数あり、不動産購入後に状況が変わるリスクがある
・収入が少ないため、借入金や物件の購入価格が低くなる
20代で不動産購入をする大きなメリットは、早い時期から住宅ローンを返済していける点です。
たとえば一般的な35年ローンを組んだ場合、25歳から返済すると60歳には完済できます。
年金支給が開始する65歳までには5年間余裕があるため、その期間を貯蓄に充てることで、老後資金にかなり余裕が生まれるでしょう。
また、上記の例では住宅ローンを65歳に完済する計画の40年で組むこともでき、返済期間が長くなる分、月々の支払額は小さくなって返済が楽になります(返済期間を長くすると利息が増える点には注意しましょう)。
一方、結婚や出産、転勤や親の介護の必要性などが未確定の20代で不動産購入をする場合、不動産購入後にライフスタイルの重要な変化が発生し、住み替えが必要になるリスクがデメリットとして挙げられます。
まとめ
不動産購入のため住宅ローンを組む人における20代の割合は1割程度です。
20代での不動産購入がもたらすメリットは、早いうちから住宅ローンを返していける点ですが、ライフイベントが未確定な状態では購入後に住み替えが必要な事態が発生するリスクもあります。
そのため、不動産購入時には住み替えしやすい物件かどうかという観点を考慮するとよいでしょう。
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