一戸建てに子ども専用の部屋を設けるメリットやデメリットにはどのような点が挙げられるでしょうか。
今回は、子ども部屋を設ける時のメリットや注意点に加え、お子さんが巣立ったあとの部屋の活用方法も解説します。
一戸建ての間取りに小学生のうちから子ども部屋は必要?
これから一戸建ての建設を検討しているファミリー世帯の中には、子ども部屋を設けるかどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで気になるのが子ども部屋の必要性ですが、一般的に小学生のお子さんはほとんどの時間を部屋で過ごさない傾向にあるようです。
東京ガス都市生活レポートの調査によると、平日に子ども部屋で過ごしているのは男子の場合、高学年になってもおよそ4割程度であることがわかりました。
女子の場合はもっと少なく、3割程度に落ち着いています。
お子さんが小学生のうちは、家族が集うリビングの方が安心できるようでこのような結果となっています。
一戸建ての間取りに子ども部屋を加えるメリットとは
お子さんが小学生のうちは、子どもだけの部屋を作る必要性があまりないことがわかりました。
しかし、思春期に入り、自立心が育まれる中学・高校生の時期にはプライベートなスペースが必要になってきます。
そこで、子ども部屋を設けるメリットについて見てみましょう。
まず、お子さんが中学・高校生へと成長するに連れて、自らプライベートな空間を求めるようになります。
お子さんが自己と向き合う時間を作れたり、家族に見られず好きなことができたりするのは、子ども部屋の大きなメリットです。
また、子ども部屋には物理的なメリットもあります。
お子さんがいると、勉強道具や服といった個人の荷物が増えてくるので、この時期に部屋を設けてひとまとめにできるのも、大きなメリットではないでしょうか。
一方、一戸建ての間取りに子ども部屋を加える注意点には、お子さんが自宅学習をしているのかわかりにくい点が挙げられます。
親御さんの目が届きにくく、部屋には誘惑も多いため学習効率が下がる恐れもあるのは、大きなデメリットかもしれません。
一戸建ての子ども部屋の活用方法!お子さんが巣立ったら?
一戸建てに子ども部屋を設ける際には、お子さんが巣立ったあとの活用方法も視野に入れて設計するのがおすすめです。
一般的に、お子さんが巣立ったあとは部屋を夫婦の寝室として活用するケースが多いようです。
また、一戸建てを建設する当初は、お子さんの教育や家族の生活が最優先になるためなかなか親御さんの趣味の部屋を設ける余裕がない場合が多いでしょう。
そこで、書斎や趣味の部屋として活用するケースも多くおすすめです。
まとめ
子ども部屋は、お子さんの自立心を育みプライベートな空間を作ってあげることが大きなメリットです。
また、一戸建てに子ども部屋を設ける際には、将来お子さんが巣立ったあと、部屋の活用方法も考えて設計すると良いでしょう。
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