マイホームの購入は、人生の中で一番大きな買い物と言っても過言ではありません。
そのような大きな買い物ですから、物件の引き渡しを受ける前に、瑕疵(キズや欠陥)がないかどうか、見学会や内覧会にて念入りに物件をチェックすることが重要です。
今回は、新築一戸建ての内覧会でチェックすべき項目や持ち物について、そのポイントをまとめてみました。
新築一戸建ての引き渡し前内覧会でチェックすべき項目 内覧会は重要なイベント
新築一戸建て物件を購入する場合、すでに施工済みの物件を購入する場合と、図面や完成予定図をもとに契約をして完成した物件(注文住宅)を引き渡す場合があります。
施工済みの物件であれば、契約前にまえもって見学をして細かくチェックすることが可能です。
しかし、注文住宅の場合は、建物が完成してから引き渡しまでの間に内覧会があり、そこで契約時の内容と相違がないかをチェックすることになります。
もし、ここで瑕疵に気付かず、引っ越しが済んでから気付いた場合、最悪のケースでは使い方の問題として修理してもらえないこともあるでしょう。
そのため、内覧会では建物に瑕疵がないか、注文通りに仕上がっているかなどを入念にしっかり確認する必要があるのです。
できれば2人以上で立ち会うことをおすすめします。
新築一戸建ての引き渡し前内覧会でチェックすべき項目 持ち物と注意すべきポイント
内覧時の持ち物としては、コンパスやデジカメ、メジャーなどが必要です。
スマホで代用できるものは、スマホでも良いでしょう。
傾きを確認するための水準器については、iPhoneなどでは標準機能となっています。
寒さや汚れの対策として、スリッパも持参しましょう。
また、物件の図面をあらかじめ用意して、どこをチェックするかについて印をつけておくと当日スムーズに内覧が進むでしょう。
以下、場所別に挙げておきます。
屋外
窓の位置や大きさ、外壁のひび、外溝工事の完成具合、土地の境界線が明示されているか、駐車場の大きさなど
駐車場や庭があれば、水はけが考えられているかをチェックすることが重要です。
屋内
広さは問題ないか、ドアや窓や収納扉の開け閉めに問題がないか、水回りの水がすべてきれいに流れるか、水漏れは起きていないか、床下にゴミはないか、床がきしむ場所がないかなど
特に収納扉のかみ合わせや、網戸のすべりなどを確認するのがポイントとなります。
まとめ
内覧会は竣工(しゅんこう)検査とも言われ、物件が引き渡される前の最終チェックの場所です。
大きな買い物をするわけですから、購入した後に後悔することがないよう、まえもって持ち物をしっかりと準備したうえで、すみずみまで遠慮なくチェックをしましょう。
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