不動産を売却する際、その不動産に抵当権が設定されていると売却に支障のでることがあります。
今回は抵当権付き不動産の売却方法や売却する際のリスクを紹介します。
抵当権の概要と根抵当権との違いや抵当権付き不動産の売却
ここでは抵当権とは何なのか、抵当権の概要と、根抵当権との違いや抵当権付き不動産の売却を説明します。
抵当権の概要
抵当権とは不動産を購入する際、借入先の金融機関にその不動産を担保として設定することです。
根抵当権との違い
根抵当権とは不動産の価値から借入額の上限を決めて、金融機関から何度もお金を借りる権利のことです。
抵当権は返済が終われば消滅しますが、根抵当権は借入が終わっても消滅しないため何度も借入ができます。
抵当権付き不動産の売却
抵当権付き不動産は賃貸も売却も可能で、根抵当権付き不動産も賃貸と売却は可能です。
しかし抵当権や根抵当権の設定された土地は、前所有者が借入金を返済できなくなった場合に抵当権が実行され、その不動産は競売に掛けられ、現買主が所有できなくなる可能性があります。
そのため、実際の不動産市場では抵当権や根抵当権を抹消した状態で取引されます。
抵当権付き物件を売買するリスク
抵当権付き物件を売却する際はリスクを伴うため、ここでは抵当権付き物件を売却するリスクを説明します。
抵当権付き物件を売買するリスク
抵当権の設定された物件を売買する際のリスクは、不動産の売主が借入金の返済を滞った場合に発生します。
売主が借入金の返済を滞った場合、抵当権が実行され競売となる可能性があります。
抵当権を抹消するタイミング
抵当権を抹消するタイミングについて3つの方法を紹介します。
●住宅ローンを完済したタイミングで抵当権を抹消します。
●住宅ローンを完済していない不動産を売却し、売却金により借入金の残額を完済したタイミングで抵当権を抹消します。
●住宅ローンを完済しているが抵当権を抹消していない場合、不動産を売却するタイミングで所有権移転登記申請と抵当権を抹消します。
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まとめ
今回は不動産売却を検討している方向けに、抵当権の概要と根抵当権との違い、抵当権付き不動産の売却、そして抵当権付き物件を売却するリスクについて説明しました。
不動産売却では大きな金額が動き、不動産に抵当権が設定してあると売却に支障の出ることがあります。
そのため抵当権の設定された不動産の知識を得たうえで、不動産の売却を検討してください。
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