この記事では、大阪市の不動産相場がどのように変動しているか、主に新築・中古マンションの価格推移について説明するとともに、大阪市で物件の人気が高い街を紹介します。
大阪市における不動産相場の変動:マンション価格の推移
住宅などの不動産相場がどのように変動・推移しているかを知るデータとして、まず国土交通省公表の「不動産価格指数」が挙げられます。
不動産価格指数(住宅)の全国平均値は、2010年の平均値を100とすると2019年10月は112.0であり、前年同月比を見ると2014年12月からは約5年である59か月連続で上昇し続けているのです。
大阪市が含まれる近畿地方の不動産価格指数は、特にマンションでは全国平均147.4に対して154.6(前年同月比2.4%)と、2010年の平均値に対し1.5倍近く、かつ全国平均を上回る数値で上昇しながら推移しています。
また中古マンションにおける価格変動の推移に関しては、東京カンテイ公表の70㎡価格年別推移(2019年)によると、大阪市における70㎡あたりの中古マンション価格は3,272万円(前年度比8.6%)と、特に大阪市中心部で力強い上昇推移が続いています。
データ引用元:https://www.kantei.ne.jp/report/c2019.pdf
大阪市における不動産相場の変動:梅田・阿倍野が人気エリア
不動産相場が高い位置で変動・推移している大阪市において、これから物件の人気がより高まっていくであろうエリアとして、梅田・阿倍野を紹介します。
<梅田エリアが人気の理由>
JR大阪駅・阪急梅田駅周辺の、旧梅田貨物駅があったエリアである「うめきた地区」は、大型商業施設「グランフロント大阪」を筆頭にした継続的な開発が進行しています。
2018年にうめきた2期地区における再開発が発表され、巨大な公園を中心に住宅や商業施設などがそろった一大エリアが2024年に開設予定のため、梅田エリア一帯の更なる発展が見込まれます。
さらに同エリアは、2023年春ごろに北梅田駅の開業が予定されており、交通アクセスがさらによくなるため、不動産相場上の価値は今後も上がっていくことが予想されます。
<阿倍野エリアが人気の理由>
阿倍野エリアでは、大阪メトロ・阪堺電車が利用できる阿倍野駅のほかにも、大阪環状線・関西本線・阪和線が利用でき、市内・奈良・和歌山といずれの方面にも移動しやすいターミナル駅である天王寺駅を利用できます。
さらには近鉄南大阪線や、地下鉄の谷町線・御堂筋線などといった路線も利用可能なため、交通アクセスの利便性から物件人気が高いです。
まとめ
不動産相場は全国的に上昇を続けており、特に大阪市では、実需に加えて投資的な観点からも、高い上昇ペースで変動・推移しています。
大阪市内で不動産の購入を考えているなら、梅田・阿倍野エリアなど今後の開発が見込まれ交通アクセスもいいエリアから、まず検討してみましょう。
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