不動産の購入は大きなお金が動くので、慎重に検討を重ねて満足のいく物件を選びたいですよね？
間取りや周辺環境など、さまざまな条件で不動産を探されていると思いますが、住宅ローンについてはお考えでしょうか？
「年に2回ボーナスが入るからそこで一気に返済して残額を減らしていけば大丈夫！」
というように、ボーナスをあてにしている方は少し危険かもしれません。
そこで今回は、住宅ローンのボーナス払いはありかなしかをご説明いたします！
住宅ローンのボーナス払いはありかなしか？返済額が変わるので注意！
住宅ローンのボーナス払いとは、月々の返済額を減らす分、ボーナスが入る月に通常月よりも増額して返済することです。
ボーナスでの返済があってもなくても、返済期間は同じです。
したがって、月々の金銭的負担を減らせるのがボーナス払いの最大のメリットです。
しかし、ボーナス払いは利息が増える分、返済総額も増えてしまうのがデメリットです。
利息は元金に対して計算されます。
月々の返済額が少ないと元金の減りが遅くなるので、ボーナスで返済する際に今まで元金が減っていなかった分利息が高くなってしまうのです。
金融機関に相談しよう！住宅ローンのボーナス払いはありからなしに変更できる！
ボーナス払いを設定して返済を行っていても、将来景気や会社の状況により、ボーナスが出ない年が出てくるかもしれません。
もしボーナス払いが続けられなくなった場合は、なるべく早く金融機関に相談して返済計画の見直しを行いましょう。
相談を後回しにすると返済に行き詰まり、せっかく購入した不動産を売却しなければならないこともあります。
金融機関はその時の家庭状況などを把握して最適な返済プランを提案してくれるので、少しでも不安がある場合はぜひ相談しに行きましょう！
まとめ
今回は、住宅ローンのボーナス払いはありかなしかをご説明いたしました。
ボーナスは毎年必ず出るものとは限りません。
今までずっとボーナスが出ていた会社でも、会社の経営状況や経済状況によっては出なくなることがあります。
また、住宅ローンは長い年月をかけて返済していくものなので、お子様の成長やご家族の病気などで急な出費が必要になる時も出てくるかもしれません。
そのためにも、ボーナスはなるべく手元に残しておきたいところです。
したがって、ボーナスで一気に返済すれば大丈夫と考えるのではなく、無理のない範囲で月々返済していくのがおすすめです。
最適な住宅ローンの返済方法はご家庭によって異なるので、その都度金融機関と相談しながらより良いプランを選んで返済しましょう！
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