大阪市此花区は、大阪湾に面した臨海エリアにあります。
かつては大阪を代表する工業地帯でしたが、80年代以降は再開発が進みファミリー向けの住宅が増えました。
2025年には大阪万博の会場になることが決まり注目を集めている、大阪市此花区の土地価格の現状を紹介します。
大阪市此花区における土地価格の相場
2019年現在、大阪市此花区の坪単価は65万9320円です。
大阪市全体では261万4003円で、JR大阪環状線の内側を中心に土地価格は上昇傾向にあります。
一方でJR大阪環状線の外側に位置するエリアは、横ばいに推移するか若干の下落が見られます。
そのためJR大阪環状線に外接する大阪市此花区は、値頃感のある価格相場となっています。
・大阪市此花区で不動産を購入するタイミングは?
大阪市此花区の土地価格相場は横ばいに推移しているとはいえ、夢洲での大阪万博開催を控えています。
それに先立ち大型リゾート地開業の計画があり、将来的にはJR桜島線を延伸し、桜島駅から舞洲と夢洲をつなぐ鉄道網の整備が検討されています。
このほかにも、住宅ローンにかかる金利上昇リスクがあるため不動産取得コストの増加が懸念されます。
したがって土地価格下落を待つよりは、気になる物件があれば早めの行動がおすすめです。
大阪市此花区で土地価格変動率の高いエリア
大阪市此花区で、土地価格の変動率が大きく推移しているエリアを紹介します。
1位:西九条(90万1377円/坪 +3.08%)
西九条は、JR大阪環状線や阪神なんば線が利用できます。
大阪、難波、京橋まで乗り換えなし1本でアクセスできる立地のため、不動産相場が上昇しているエリアです。
周辺は学校が多く、ファミリー向けの物件が多い閑静な住宅街になっています。
2位:千鳥橋(66万9090円/坪 -0.08%)
此花警察署にほど近いため、治安が良くファミリー人気の高い住宅街です。
最寄駅は千鳥橋駅(阪神なんば線)ですが、西九条駅まで徒歩10分ほどなのでJR大阪環状線・桜島線も利用しやすいです。
周辺一帯は住宅が多いため、落ち着いた環境で暮らしたい方にぴったりです。
3位:伝法(54万5454円/坪 -0.35%)
伝法は淀川に面したエリアにあります。
伝法駅(阪神なんば線)より、難波や尼崎、三宮各地域まで直通でアクセスできます。
公園や集会場など、地域のコミュニティ施設が充実しており、大阪市此花区外から転入した人でも、すぐに地域住民と顔見知りになることができる環境です。
まとめ
大阪市此花区は、キタ・ミナミにアクセスしやすい立地でありながら、2019年現在の相場は落ち着いています。
しかし2025年に向けて注目が高まっていますから、マイホーム購入を検討中の方は狙い目のエリアです。
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