築年数を経た古家を売ろうとしたとき、そのまま売るか、更地にして売ることになります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、まずはそのまま売りに出しつつ、解体工事の見積もりも依頼すると良いでしょう。
この記事では、古家の売却方法をご案内したいと思います。
古家の売却方法①古家つきで売る
1 古家つきで売るメリット
古家つきで売るメリットと言えば、高額の解体費用を支払わずに売却できることでしょう。
解体費用の相場は、30坪の木造住宅で120万円~150万円と言われているので、大きな支出になります。
2 古家つきで売るデメリット
解体費用が不要な分、安く売りに出した場合、安く提示している価格から、さらに解体費用分の値引きを買主に要求される場合があります。
また、古家に問題があったことが判明した場合、瑕疵担保責任を問われる可能性もあります。
古家の売却方法②更地にして売る
1 更地にして売るメリット
更地は多目的に土地の活用できるため、買主にアピールしやすいので、売却しやすくなります。
100万円前後の解体費用がかかるので、最初から更地にするのはおすすめできませんが、買主が見つからない場合は検討してみると良いでしょう。
2 更地にして売るデメリット
更地にするためには、100万円前後の解体費用がかかるのに加え、それでも買主が見つからない可能性もあります。
また、更地にすると固定資産税が割高になり、維持管理費が増えるので、注意が必要です。
古家の売却方法③売却の手順
1 古家をそのままにして売りに出す
好立地にある古家の場合、多額の費用をかけて解体しなくても、そのままで買主が見つかる可能性が高くなります。
また、立地が良くない場合でも、趣深い古家であれば買主が見つかる可能性があるので、まずはそのまま売りに出してみることをおすすめします。
2 解体費用を見積もりして不動産会社と相談する
しばらく待っても買主が見つからないようであれば、複数の解体業者に見積もりを作成してもらい、どうするか考えます。
1社だけだと適正価格か判断しにくいので、なるべく数社に依頼することをおすすめします。
まとめ
以上、古家の売却方法をご紹介しました。
それぞれメリット・デメリットがあるので、買主が見つかるかどうか売りに出しながら、更地にするか検討すると無難でしょう。
解体業者の見積もりも参考にして、地域の事情に詳しい不動産会社と相談しながら、タイミングを決めることをおすすめします。
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